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【Report】2019 MGP_Vol.2

Munich Grand Prix

~2019 感想文 Vol.2~




 

Sasara Nakagami


私はこの9日間で沢山の事を学ばせていただきました。クラスレッスンはハードなスケジュールでしたが、全て勉強になりました。日本ではなかなかやる事のない体操を毎朝やりました。トレーニングや筋トレをすると、その後に踊るクラシックやコンテはいつもと全然違いました。クラシックバレエ、コンテ、トゥシューズのクラスでは沢山の素晴らしい先生方に指導していただき、新しい発見が沢山ありました。現地の子どもと一緒にレッスンできて、良い刺激を受けました。初めて海外に行った時もコンクールだったので、とても懐かしい感じがし、また久しぶりの海外のコンクール少し緊張もしていました。メイクはシュットガルトの方にやって頂き日本とは違って文化を学ぶことができました。本番では、曲が止まってしまうアクシデントがありましたが、楽しんで踊れました。また、ミュンヘンの街並みはすごく綺麗で感動しました。お城や歩行者天国なども連れていって頂きとても楽しかったです。このような素晴らしい経験をさせて頂いたのは、舞原先生をはじめ先生や家族のおかげです。

これからも感謝して頑張ります。

ありがとうございました。


 

Sena Saito


ミュンヘンでは、日によってトレーニングをしてくださる先生が変わり、その度、自分の弱いところが分かりました。トレーニングの重要性が分かり、自分の弱いところを直していきたいと思いました。クラシックレッスンでは、順番を覚えるのが苦手で、みんなについていこうと必死でしたが、在校生の踊りや仲間の踊りを見ることができ、とても勉強になりました。ポワントレッスンでは、バリエーションの振り付けもあり、先生の踊りを間近で見ることができ、嬉しかったです。ネオクラシックをしたり、体の動かし方なども教えて頂いて勉強になりました。コンテンポラリーでは、「自由に床を感じて動いて」など、自由という課題がたくさんありました。私は、コンテンポラリーの経験が少ないので、とまどいましたが、在校生の方の動き方を見ることができたので良かったです。床を使うことだったり、手は使わないだったり、考えることがたくさんありました。色々なことを考えながらしたことで、床を使うとはどういう事なのか、手は綺麗に見せるための付属品という意味がわかってきました。これは、コンテンポラリーだけでなく、クラシックにも関わることなので、クラシックバレエにも活かしていきたいです。他にも、リラックスとたくさん言われました。リラックスと思うと、ダラダラという感じだと思っていましたが、それは呼吸だったり、筋肉だったりで私が思っていたリラックスと違い、勉強になりました。個人レッスンでは、日本では注意を受けなかったことを注意して頂き、こうすれば綺麗に見えるんだなと、とても勉強になりました。先生方がとても優しく、私が少し疲れているなと思うと、「落ち着いて、やっていいよ」と声をかけてくださったので、リラックスして受けることができました。そして、レッスンがない時の仲間との時間。とても楽しく過ごすことができました。以前から知っていた人がいたりして、仲良くできることが出来てとても嬉しかったです。日本でこの経験を活かしてレッスンをしたいです。この様な素晴らしい経験をさせてくださった、舞原先生に感謝の気持ちで一杯です。


 

Suzuka Miichi


私はこのミュンヘングランプリに参加させて頂いたのは今回で2回目でした。前回行かせて頂いた2年前は私にとって初めての海外留学であり、右も左も分からないままでした。何もかもが初めてで新鮮でした。今回は前回の経験を活かして学ぶことができました。現地の生徒さんのとてもアンデオールされている脚にすごく圧倒されました。毎日朝9時から体操、バーレッスン・センターレッスン、ポワントレッスン、モダンやコンテのレッスンがありとてもハードな毎日でしたが、日本から一緒に行った仲間と毎日朝から夕方までバレエをずっとできたことがとても嬉しく楽しかったです。体操では、自分の筋力不足をとても感じました。バーレッスンやセンターレッスンは自分の日頃の癖を先生に指摘され改めて自分の悪い所を感じました。バレエやモダン、コンテの中でやる動きは軸や体幹が強くないとできないこともあったので体幹の大切さを知りました。私は足首を怪我してしまっていたのでミュンヘングランプリは復帰してから初めてで10ヵ月ぶりの舞台でした。とても不安でしたが舞原先生の「楽しんで踊っておいで!」とおっしゃった言葉が強く残っていてあまり緊張もせずとても楽しく踊ることができました。本番中、些細なトラブルもありましたが落ち着いて回避することができました。本番は何が起きるかわからないということを実感しました。今回で私はスカラシップではありませんがプラハの参加権を頂くことができました。とても嬉しいです。背も低く、スタイルも良くないので海外に行けるチャンスはこれで最後だろうと思っていたので本当に驚いています。家族に感謝します。2度もミュンヘンに行かせてくれたり、言葉に苦労しないように私を幼い頃から英語をやらせてくれたのも家族のおかげです。この経験は私の一生の宝物です!先生、関係者の皆様、共に練習した仲間そして家族、本当にありがとうございました!


 

Yurari Miwa


レッスンは、優しく丁寧に教えて下さり、嬉しかったし、毎日が楽しくて、素晴らしい先生方に教えて頂き大変勉強になりました。それぞれ違う教え方で「こんな音取りもあるのか!」と気づく事が出来ました。又、先生方がとても綺麗なので見ているだけでも学ぶところが多かったです。本番前の夜、ご飯の時に私達は携帯を触ったりテーブルに肘を置いたりしてお行儀の悪い事をしてしまいました。舞原先生が私達に「本番前なのに気が緩んでる!踊りに出ますよ!」と注意をして下さいました。その時私は、そのお言葉が胸に刺さり涙が出そうになりました。そこから、気の緩みを無くし「本番前なんだ!」と、気を引き締めて当日頑張る事が出来ました。本番のメイクと髪は、ザーナさんにして頂きました。いつものメイクとは大きく違っていて「これが日本と海外との違いか!」と、びっくりしました。可愛く仕上げて下さりありがとうございました。クラシックは、上手く踊れず悔しくて、涙がでました。舞台の床が凸凹でとても苦戦しましたが、どんな舞台でも、いつものように踊れるようにならないといけないと反省しています。コンテンポラリーでは、クラシックの悔しさをバネに、集中して思いきり踊る事が出来ました。踊り終わった後、気持ちがスッキリしました。結果は嬉しい事に、コンテンポラリー部門で第3位を頂く事が出来、自分の番号が呼ばれてまさかと思いとてもびっくりしました。国立ミュンヘン音楽舞台芸術大学・バレエアカデミーの短期スカラシップも頂くことができ、本当に来て良かったと幸せな気持ちになりました。舞原先生をはじめ、普段出会えない素晴らしい先生方に沢山ご指導頂けた事は一生忘れません。また体調面では、ご心配と大変ご迷惑を掛けてしまったにもかかわらず、優しくお声を掛けて下さり、本当にありがとうございました。これからも素晴らしいバレリーナになれるように精一杯努力し、頑張ります。


 

Miyu Kimbara


私は今回のミュンヘングランプリを得て、学んだことが沢山ありました。1つ目は、踊ることの幸せさを改めて感じました。いろんなジャンルの踊りを踊ってみて、難しかったのも沢山あったけど、どれもすごく楽しくて、舞台だけでなく、レッスン中も踊ってて幸せだなぁと感じることが多くありました。舞台を観劇した時も、初めから綺麗すぎて涙が出てきました。そして、踊ってて良かったな、踊りに出会えてて良かったなと改めて感じることが出来ました。2つ目は、自分の実力不足を痛感しました。日本のいつものスタジオで踊る時と、ミュンヘンで踊った時とは、全然違って、本当にもっと頑張らないと、何にも勝てないんだな、と思いました。コンクールでも、環境が変わっただけなのに、思い通りに踊れなくて、悔しい思いをしてしまったので、これからは、今回学んだことをバネにして、感謝の気持ちを、全力で最後までやる!という気持ちを忘れずに何事にも頑張っていきたいです。


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